学力・生活実態調査の概要。
上野伸五
調査の結果から、高い学歴が就業率を高め就労の機会を広げる傾向があり、
また、雇用形態では正規の職員、従業員も
傾向として高い学歴が有利になっているようです。
必ずしも高い学歴のみが就労の充実につながるわけではないと思いますが、
有効であることは間違いないと思います。
そのようなことを踏まえて、
昨年実施された飯塚市学力生活実態調査について、
その実施概要お尋ねいたします。
教育部長
飯塚市学力生活実態調査の実施の概要についてでございますが、
本調査の目的については、
児童生徒の学力実態と生活実態を把握することにより、
学力向上と進路保障の手がかり及び教育指導方法の改善や
人権・同和教育の総合的な推進を図るための資料とするものでございます。
また、旧飯塚市において約10年ごとに調査を実施してきた経緯もございます。
調査対象については、
飯塚市立の全小学校22校、全中学校10校におきまして、
小学校第5学年、中学校第2学年を対象に行っております。
分析の観点については、
学力実態と生活実態との関連を明らかにし、
学習指導方法、基本的生活習慣の改善など、
学力向上や進路保障の取組検討の基礎資料とするものでございます。
設置組織については、飯塚市学力・生活実態調査推進委員会を設置し、
本調査の計画・実施、結果の分析・まとめを行っております。