市職員の河川敷駐車場利用に係る災害時対応への影響等について。


(上野伸五)
 大雨の際、河川敷に駐車している160人の職員はどのような行動をするのか。


(総務部長)
 大雨等で注意報が発令された場合、
 車を移動させている状況だと把握しております。


(上野伸五)
 160人もの職員が一斉に持ち場を離れ
 市民サービスに多大な悪影響を及ぼしている。
 その一方では有料駐車場を契約し
 大雨の際にも持ち場を離れず就業している職員もいる。
 不公平ではないのか。
 また、そもそもゲリラ豪雨が多発している昨今において
 最も早く影響を受ける河川敷を市職員の駐車場として認めていいのか。


(総務部長)
 職員駐車場が確保できていない現状では、有料駐車場含めまして、
 駐車場の選択は職員の判断に任せざるを得ない状況でございます。


(上野伸五)
 その河川敷駐車場を飯塚市が我が物顔で活用できるのであれば、
 例えば飯塚第一中学校の教職員駐車場として、
 現在の駐車スペースを子ども達のために整備する方が
 よほど理にかなっておると思うが、
 現実問題として大雨の際に教職員が出払うことは許されるのか。


(教育長)
 大雨のときに職員が学校を離れるということはあり得ないことです。


(上野伸五)
 そのあり得ないことを本庁は認めてらっしゃる。
 職員駐車場用地の確保は最優先課題であると思うが、どの様な考えか。


(副市長)
 職員駐車場の確保につきましては、
 十分計画をしながら検討してまいりたいと思います。


(その後、庁舎近隣に約70台分の職員駐車場を整備する方針となりましたが、
 まだ90台分が不足する旨を指摘いたしました)


(総務部長)
 職員の福利厚生の面からも
 1台でも多く確保できればという気持ちは持っております。
 ここを整備したとしても、
 河川敷駐車場を利用している90人分足りないのではないかということですが、
 職員の自家用車出勤に伴う実態調査が十分にされていないことも、
 先日、御指摘もいただいたところでございます。
 

 そのため、この職員の自家用車通勤の理由、駐車場の場所、
 民間有料駐車場の料金、また大雨の際の対応状況なども含めた、
 詳細な実態調査を考えているとこでございますので、
 この結果等も考慮しながら、
 本市の職員駐車場の整備台数については
 早急に検討を行いたいと考えております。