9月議会一般質問・職員の離職状況など。


上野伸五
 通告に従って質問させていただきます。
 はじめに、人材育成と職員採用についてお伺いします、
 まず、若年職員さんの離職や休職の状況などについて、お知らせください。


総務部長
 若年職員ということでありますので、
 30代までの過去5年間の離職状況を回答させていただきます。
 離職につきましては、13名の職員が自己都合退職をいたしております。
 また休職につきましては、
 本年9月1日時点の状況といたしまして、4名が病気休職中でございます。


上野伸五
 最近、5年間の採用状況ですが125名の採用があっているようです。
 5年間で30代までの職員13名が離職されているということは、
 この5年間の新規採用に比べると、
 大体10.5%ぐらいの比率になろうかと思うんです。


 私は少し多いのではないかという思いでおりますが、
 その離職された理由はいろいろとあると思うんですけれども、
 離職理由の詳細を、まず精査をして、
 採用して年数が若い職員さんが離職しないための方策を早急に検討しながら、
 その対策を練る必要もあるのではないかと思っております。


 そして、職員としての魅力や働きがいを伝えるためには、
 研修制度の充実が大切ではないかと思います。
 入庁年次や職階ごとの研修などを体系化した研修の確立が大切ではないか。
 現在の研修状況を伺ってみますと、
 まず入庁年次ごとについては、新規採用職員さん向けに、
 そしてその後、接遇、マナー、政策形成基礎研修など、
 そしてまた11年目以降の職員さんには
 一般職のモチベーション向上研修などが行われておるようです。


 職階ごとについては、新任の係長さんや課長さんに対する研修、
 また人事評価制度研修等の実施をされておられるようですが、
 このような研修を実施される中で、
 職員さん自身が講師を務めなければならない研修もあろうかと思うんです。
 その際、その講師が技術を身につけていなければ、
 研修自体の効果が薄れてしまうのではないかと考えますが、
 研修をする講師の職員さんの研修は行われているのでしょうか。


総務部長
 職員が、講師となる研修といたしましては、
 今の質問議員がおっしゃっていただいた、新規採用職員研修がございます。
 この中で、地方公共団体の職員に対して、高度な研修を行っていただいおります、
 自治大学校、ここへ派遣した職員がカリキュラムの1つとして
 講師養成講座を受講しておりますので、そこで学んだことを生かしまして、
 講師または助言者として参加をしております。
 彼らは大変よく活躍してくれていると感じております。


 また、業務遂行上習得した経験や知識を
 新規採用職員研修や職場内研修等で説明するということはありますが、
 研修講師を行うためのスキルを身につけるための研修となりますと、
 自治大学校等の研修機関を受講することで、対応している状況でございます。
 人材育成、資質向上という目的での研修は、
 専門の講師を招へいするか、外部の研修を受講することで対応しております。


上野伸五
 そのような講習を通しまして、
 職員さんに対する講師をなされる中間職員さんと申しますか、
 それ以上の職員さんもスキルアップをまだ図っていただきたいと思います。