一般質問・吹奏楽部への予算措置2。


上野伸五
 その吹奏楽部が活動するには必ず楽器が必要となりますが、
 楽器の値段は幾ら位なんでしょう。


教育部長
 一般的に35人程度の標準的な楽器編制で考えますと、
 1600万円程度かかっております。


上野伸五
 部活動を運営していくためには、最低限の備品が必要であります。
 飯塚市教育委員会が部活動の運営に支障がないように、
 支援をする必要もあるかと思いますが、
 現状の問題点などについて、どのようにお考えでしょうか。


教育部長
 現状の問題点でございますが、
 吹奏楽部の楽器の購入、修理費用につきましては、
 その使用する楽器が高価であることから、
 他の部活動と同様にPTAや
 保護者会のご協力を得て実施されている状況がございます。
 また、保護者が生徒のために購入されていることもあると聞いております。


上野伸五
 楽器がなければ、当然、吹奏楽部は活動が維持できません。
 その楽器は、学校の備品であります。
 学校備品の維持・修繕にかかる費用は
 本来、部員の保護者やPTAが負担すべきものではなく、
 市が責任を持つべき費用です。
 

 保護者からの協力に頼るとなると
 家庭環境の厳しい生徒は吹奏楽に関わることさえできません。
 まずは、備品目録などに基づいて
 詳細な現状を把握する必要があると思いますが、いかがでしょうか。


教育部長
 学校備品の状況につきましては、
 今の部活動の件も含めまして、一応、把握はさせていただいております。


上野伸五
 把握されているのであれば、古いものから取り替えてください。