一般質問・相応の予算措置実現を。


音楽には、心をつなぐ不思議な力があるんじゃないかと思うんです。
 被災地に多くの音楽家吹奏楽部が慰問を行っているという現状からも、
 私たちが音楽の力を潜在的に理解していることを物語っているのだと思いますし、
 先月、市長も飯塚市体育館で体験をされたように
 1つの歌には七、八百人の集団を一瞬で、静寂にさせる魅力もあるんです。


 実は飯塚市は日本の音楽界にも多数の人材を輩出しているようで、
 飯塚は、音楽のまち、吹奏楽のまちと
 表現されている業界の方もたくさんいらっしゃるんだそうです。
 市内の高校でも全国的に活躍されている吹奏楽部があります。
 中学校での努力の積み重ねが地元の高校での活躍につながり、
 将来の職業にもつながっていく、とてもすばらしいことだと思います。


 そのような生徒たちの努力や活動で、
 音楽のまち、吹奏楽のまち飯塚と
 全国的に認識される日が近い将来くるのかもしれません。
 今回指摘させていただいている吹奏楽部への支援は、
 決して新しい措置をお願いするというものではなくて、
 当然、必要な部分が今まで見落とされていたというふうに考えています。


 1つの吹奏楽部で約1600万円の楽器が必要であるということでしたが、
 この楽器はクラブ活動の存続に必ず必要な学校の備品です。
 それ相応の予算は当然措置すべきではないのかと思いますが、
 今後の取組みについてはどのようにお考えでしょうか。


教育部長
 吹奏楽部に限らずでございますけれども、
 部活動には自主性や社会性を育成し、
 豊かな人間性を育む場として重要な教育活動でございます。
 その中で吹奏楽部の活動は、ほかの部活動と同様に
 各校、PTAや保護者会のご協力を得ながら実施されている状況、
 これを勘案しながらも、楽器が高価であることに鑑みまして、
 毎年計画的に予算措置を行ってまいりました。


 今後の対応につきましては、この状況を踏まえまして、
 市がすべきこと、どのように対応していくのがよいのかなど、
 学校へのヒアリングも行っておりますので、
 その状況も十分に検討していかなければならないというふうに考えております。


上野伸五
 十分に検討をなされて
 市長、副市長、財源ひねり出していただきますように、よろしくお願いいたします。