一般質問・楽器の現況把握は。


上野伸五
 楽器がなければ、当然、吹奏楽部は活動が維持できません。
 その楽器は、学校の備品であります。
 学校備品の維持・修繕にかかる費用は
 本来、部員の保護者やPTAが負担すべきものではなく、
 市が責任を持つべき費用です。


 PTAでも会計の話になると、
 吹奏楽部の関係者は肩身の狭い思いをされておられるようですし、
 保護者からの協力に頼るとなると
 家庭環境の厳しい生徒は吹奏楽に関わることさえできません。
 

 それに、楽器が朽ちてくれば本来の音色が出なくなるのではないか、
 また息を使って音を出す楽器の場合は
 楽器内の空気が直接子どもたちの体に入ってくるのではないか。
 腐食や材質の劣化があれば、
 子どもたちの健康に悪影響を及ぼすことになります。
 まずは、備品目録などに基づいて
 詳細な現状を把握する必要があると思いますが、いかがでしょうか。


教育部長
 学校備品の状況につきましては、
 今の部活動の件も含めまして、一応、把握はさせていただいております。


上野伸五
 把握されているのであれば、古いものから取り替えてください。