一般質問・総合事業の周知徹底を。


上野伸五
 その説明、とっても大事な部分だと思いますので、
 よろしくお願いをしておきます。
 次に、昨年の介護保険法の改正によって、
 要支援の方が利用するホームヘルパーやデイサービスが
 介護保険のサービスから
 地域支援事業としての総合事業に移行することとされました。


 本市では、平成29年4月から事業を実施するとのことですが、
 サービス事業者の中には、
 どのようなサービスを提供することになるのか理解が難しく、
 不安が募り、この制度改正にあわせて
 要支援の方へのサービスの撤退を考えている
 事業所もあると聞き及んでおります。


 介護認定者は増えるのに
 デイやヘルパー事業所などの社会資源が減少するかもしれないという、
 社会的な混乱を取り除くためにも、
 事業者はもちろん、ケアマネージャーや市民の皆さんへも、
 制度の周知を十分に図る必要があると思いますがいかがでしょうか。


福祉部長
 要支援の通所介護予防と訪問介護予防が
 介護サービスから総合事業に移行することについての周知のあり方ですが、
 ご質問のとおり早期の周知に取り組む必要があることは十分に認識しております。


 総合事業への実施時期につきましては、
 地域包括支援センターと介護サービスのプランを作るケアマネの団体、
 居宅事業者連絡協議会ですが、こちらのほうにはすでに説明をいたしております。
 また、デイとホームヘルプのサービス事業所の方からも、
 説明会を早期に開いてほしいとの要望があっておりますので、
 来年1月中旬をめどに説明会を開催する予定としております。
 

 サービスの制度が変わることについての周知は重要と考えております。
 総合事業の実施時期とその概要については、
 市のホームページに掲載をしており、
 今後は、地域包括支援センターを中心として周知活動を行ってまいります。
 また、サービスのプランを作成する
 ケアマネの総合事業に対する理解が重要となってきますので
 居宅事業者連絡協議会の会議等でさらに説明を行ってまいります。