今後の対応について。


上野伸五
 これらの調査結果を踏まえて、
 飯塚市としては今後どのような対応を行ってまいられますか。


企画調整部長
 飯塚市人権・同和問題実態調査、あわせまして学力・生活実態調査は、
 これは現在の人権同和問題の現状を明らかにすると同時に、
 これまで行ってきました人権同和行政の
 成果と課題を整理するために実施したもので、
 この調査結果を検証し、
 その課題解決を行っていくことが重要なことであるというふうに考えております。


 現在、様々な人権教育・啓発の取り組みは
 飯塚市人権教育・啓発実施計画に基づきまして行っておりますが、
 現行の実施計画は、ご存知のとおり
 平成23年度から平成27年度の5カ年間としておりまして、
 第二次実施計画を本年度中に策定する予定でございますが、
 

 この際には、この調査結果に基づく課題解決の方策を反映させますと共に、
 近年の社会情勢の変化や人権を取り巻く状況、
 人権にかかわります国・県・市等の法令、施策、計画などの動向、
 また、前回の実施計画の実施状況や事業評価を踏まえまして、
 策定することといたしております。


 以上述べましたとおり、調査結果を踏まえまして、
 関係団体、関係機関、関係部署と連携を図りまして、
 更なる課題解決のため、
 現状に即したより有効的な実施計画を策定いたしまして、
 人権同和問題の早期解決をすすめていきたいと考えているところでございます。


上野伸五
 非常にデリケートで、多種多様な問題が山積していると思いますが、
 法に従いながら、決してあきらめることなく
 誠実に一つ一つ解決につなげていけるような
 計画の策定、施策の実施をお願いして、次の質問に移ります。