人権実態調査の概要。


 昨年度、飯塚市人権同和問題実態調査が実施されましたが、
 まずはその概要について、お尋ねをいたします。


企画調整部長
 質問者の言われます、飯塚市人権・同和問題実態調査につきましては、
 人権同和問題に関する市民の意識や
 地区住民の意識と生活の実態を把握することにより、
 これまで行ってきました人権同和行政の成果と課題を整理し、
 今後の課題解決の方向性を見出すことを目的に実施いたしております。


 その概要でございますけれども、
 一つに「人権・同和問題に関する市民意識調査」、
 二つ目に「人権・同和問題に関する地区住民意識調査」、
 三点目に「同和地区住民生活実態調査」の三つの調査を行っております。


 調査の経過でございますけれども、
 「人権・同和問題に関する市民意識調査」を、
 平成26年7月1日から1ケ月間、
 20歳以上の市民の中から無作為に2千人を抽出いたしまして
 郵送による調査を行っております。


 次に、「人権・同和問題に関する地区住民意識調査」及び
 「同和地区住民生活実態調査」の2つの調査につきましては、
 調査員による調査を、
 昨年、平成26年8月1日から1ケ月間で同時に行っております。


 具体的には意識調査につきましては、
 20歳以上の同和地区住民の中から無作為に7百人を抽出いたしまして
 実態調査につきましては、
 地区住民714世帯に対し、訪問による調査を行っておるところでございます。


 各調査の整理・集計・分析につきましては、
 委託先でございます福岡実態調査研究会が行っていただいて、
 平成27年3月末に報告書を作製いただいているところでございます。