公約からしても設置しない理由はない。


上野伸五
 もうしつこく聞きませんけど、
 私たちが最も重要視しなくてはいけないと思っている
 現場の意見の80%以上は必要であるという結果だったんですよ。


 前回、市長はこの委員会に出席されておられませんでしたので、
 会議録は当然読んでいただいてると思うんですけども、
 かいつまんで言わせてもらうとですね、
 いま県外で27市中、16市がエアコン整備完了、もしくは整備の予定なんです。
 当市は小中一貫校と耐震を進めて、
 その目途が立つまではという副市長のご答弁だったんですが、
 大体、耐震は27年度で終わります。
 小中一貫校も建設の目途は立ってますよね。


 加えて1年で完備は難しいので、
 複数年で完備しなくちゃいけないんじゃなかろうかという
 ご答弁もいただいております。計画的にやってくださいねということなんですね。


 いま当市は庁舎をはじめ、小中一貫校もそうですが、
 オリンピックまでは資材も上がるという
 ご認識をお持ちなので急いでおられるんです。オリンピック、6年後です。
 そこまで高騰し続けるのに、エアコンだけ何で検討しないんですかと。


 加えて新設される小中一貫校にはじめからエアコンをつけると、
 約8500万円以上建設費が抑えられるというご答弁でした。
 資料も出していただいております。
 そして前回の質疑の中で、エアコンのある自治体と、
 そうでない自治体、どっちに子どもを通わせたいですかと、
 環境としては良い環境に通わせたいというご答弁もいただいていますし、
 子どもたちと先生方の学習集中力、快適性の観点から言うと、
 あった方がいいでしょうねというご答弁です。


 加えて、市長におかれては、
 教育環境の整備、そして子どもの育成に対しては
 非常に理解を示していただいておると認識しているという
 教育長の答弁があったのは、やはり市長は前回選挙において、
 すべては次世代の子どもたちのためにというスローガンを大きく掲げられました。
 

 そして、教育については非常に優秀な子どもたちが、
 福岡市や北九州市にと名指しをされて、
 そこに流出しないようにやっていかなくちゃいかんと、
 両市はもちろん完全整備の方向性で動いておられるようです。
 

 本当にここで検討を始めないと、
 前回、非常に失礼なことを言わせてもらったんですが、
 飯塚市は教育に関しては後塵を拝さないといけなくなるんじゃないか。
 私は本当に思っています。
 きょうは請願の関係の審議ですけども、
 ぜひ計画的な整備を進めない理由はもうないと思いますので、
 これはもうトップダウンで行ってもらうしかないと思うんですが、
 市長、何かお考えがあれば教えていただけませんか。