教室へのエアコン設置請願質疑(9月)


委員長
 説明が終わりましたので、本件全般についての質疑を許します。
 質疑はありませんか。


上野委員
 まず、先週の9月18日、お忙しい中、
 エアコン設置の要望、署名を受け取っていただきました。
 誠にありがとうございました。
 その際のことが、西日本新聞に掲載をされました。
 その記事の中で、教育長の言葉として、
 時期の約束はできないけども極力早く対応したいと紹介されておりますが、
 これは間違っていませんか。


教育長
 18日の日に、現在のPTAの各学校の役員さんはもちろんのこと、
 OBの皆さん方も賛同の上、市民の署名とあわせて、
 そのような要望をお受けした際に、
 環境的にも時代的にもその必要性は認識しております。
 ただ、いま担当の課のほうから説明がありましたとおり、
 学校の施設整備等々、現在やっている事業もございますので、
 そういう事業ともあわせて考える中で、
 しかしながら、早急にそれに対応できるように
 やっていかなければならないというように、私も考えておるところでございます。


上野委員
 そうですね、今やられている事業の中で
 学校現場からの言葉も紹介されましたが、
 お金をたくさん使っていただいていると、教育に。
 ただ、上限はありませんので、
 そこは教育長が考えられることじゃないと思うんですね。
 市長が推薦された飯塚市の教育をつかさどっておられる教育長が、
 極力早く設置してあげたいと、
 しかし、その時期については約束することはできないと言われております。
 当たり前です。予算は市長部局からいただかなくてはならないものですから。
 

 本来ならば、まずは
 この資料要求をされた委員の方々の質疑を受けるべきでしょうけども、
 今からの質疑に大きく影響を及ぼすと思いますので、
 あえて先にお伺いさせていただきますが、
 このような教育長の考えを受けられて、
 市長部局はどのような対応を考えているのか、
 お聞かせいただきたいと思います。副市長お願いします。


副市長
 副市長としてですね、行政側の予算執行権をもっている立場といたしましては、
 現在ご存じのとおり、学校の整備に相当の予算を割いております。
 残った、耐震あるいは給食あたりの整備、
 それから小中一貫校の整備が目鼻がつけば、
 次のハード的な整備としては、
 今教育長が述べたように、このエアコンとそれから、
 もうひとつ大きな問題は将来的には学校のタブレット等が、
 教育委員会で大きな問題になってくるだろうという認識は持っております。
 

 ただ、予算の執行する優先順位からいくと、できるだけ早く整備すればいい、
 昨今の気象状況ですから、その辺は十分に認識しておりますけども、
 もうちょっとですね、時間を貸していただきたいというのが正直なところです。
 まず、予算の優先順位からいうと、そういうものが一応目鼻がたって、
 その次だというふうに我々執行部としては考えております。