1次の教養試験は実施しなくても良いのではないか。


上野伸五
 他の自治体では、1次試験で教養試験を実施せず、
 面接選考による採用を行っているところもあるようです。
 特性のあるよい良い人材を幅広く採用するためにも、
 教養試験を行わない選考方法でも良いのではないかと考えますが、
 いかがでしょうか。


人事課長
 質問議員言われますとおり、
 教養試験を実施せずに1次試験を行っている自治体はございます。
 しかしながら、その場合でも
 1次試験での申込者全てを面接で行うものではなく、
 一定の検査等を行い1次試験の合格者を決定されているものでございます。


 先ほども答弁いたしましたとおり、
 本市の1次試験では公務員としての
 職務遂行能力を判定するための方法として教養試験を実施いたしておりまして、
 2次試験合格者を決定するための試験といたしましては、
 この教養試験は必要な試験であると考えております。


 しかしながら、昨年度より実施しております
 技術職における民間企業等職務経験者におきましては、
 募集の目的が民間企業等で培った知識と経験を
 行政に活用することを目的としておりまして、
 職務経験や資格等を要件としておりますことから、
 教養試験ではなく、
 社会人としての素養及び公務員としての必要な
 一般的な知識、知能を判定するための、
 経験者基礎試験を実施いたしたところでございます。


 このように画一的に
 1次試験において教養試験を実施しているというものではなく、
 試験区分ごとに適切な選考方法を取り入れて
 より良い人材を採用できるように努めているところでございます。