専門職試験への厳しい応募状況について。


上野伸五
 他の自治体で行われている採用試験の善し悪しは、
 ある程度の年月を経てみないと判断できかねることではございますが、
 飯塚市においては職員数が削減され、
 市民と協働のまちづくりをより推進していくためには、
 職員1人1人のコミュニケーション能力が必須になっていくと思います。


 現状の試験制度のままでいかれるのであれば、
 一般事務、専門職にかかわらず、
 できる限り1次試験の合格者数をふやして、
 コミュニケーションや協調性などの能力を見きわめて、
 すばらしい人材の確保に努めていただきたいと思います。


 そのような観点から、今回の採用試験の応募状況、
 ホームページで確認させていただきますと、
 行政事務と比較して土木や建築といった専門職への申込者数が少なく、
 応募状況が極めて厳しいと思われますが、
 専門職の受験者数の現況については、どのような認識をお持ちでしょうか。


人事課長
 土木及び建築などの技術職につきましては、
 昨年度の採用試験におきましても、
 土木の民間企業等職務経験者枠3名以内、建築1名以内の募集に対しまして、
 それぞれ各4名の受験者でございまして、
 結果として採用予定数に満たない状況がございました。


 ここ数年、これらの職種につきましては、
 他市の状況も同様でございますけれども、
 申込者数が少ない状況が続いておりまして、
 公務員志望等が少ない、非常に厳しい状況であるという認識をいたしております。