子ども対象の大きな大会の誘致を。


上野伸五
 今後の4年間には、合併特例債の使途もほとんど決定され、
 将来の飯塚市の都市像を確立するにあたって大きな節目となる事だと存じます。
 社会情勢や経済情勢、自然環境も大きく、
 そして早く変化をしている現状の中で硬直的ではなく
 柔軟な市政運営を心がけていただいて、
 定住人口を意識しながら、将来にわたって理解を得られ、
 誰よりも飯塚市民にとって
 最善の施策を実行していただきますようにお願いをいたしまして、
 各項目についての質疑に入らせていただきます。


 まず施政方針の前文についてですが、
 この前文には市長の市政運営にかける
 大きな思いが詰まっているのだと思っています。
 その中段あたりに
 「本市の持つ特性や資源などを最大限に活かした魅力あるまちづくり」
 というくだりがございますが、
 飯塚市は福岡県の中央部に位置するという、
 大きな特性、大きな位置資源がございます。


 この利点を見過ごすことなく、県全域や周辺地域の方々を呼び込む、
 子どもを対象とした大きな大会などが開催できれば、
 団体関係者や保護者、親族などの来場者も期待できて、
 地域の活性化に大きく貢献ができると考えます。
 各種スポーツ大会や学術研究大会の誘致実現に向けて積極的に、
 かつ具体的に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


企画調整部長
 大きな大会の開催につきましては、飯塚市外から多くの方々が来飯され、
 地域の活性化に大きく寄与するものと思われますし、
 県内各地からの交通の利便性や国際車いすテニス大会の開催実績など、
 本市の強みを活かした
 経済的効果、文化的効果、社会的効果のある取り組みだと考えております。


 しかしながら、各種スポーツ大会や
 学術研究大会の規模や開催条件に応じた受け入れ態勢、
 大会会場及び宿泊施設等の課題もあると思いますので、
 そのような条件整備や誘致手法について、
 関係部署や関係団体等と研究・検討していきたいというふうに考えております。


上野伸五
 ぜひとも、率先して取り組んでいただきたいと思っております。