PPP・PFIについて。
そこで、引き続きお尋ねをいたしますが、
公共施設の公設民営、民設民営などの取り組みについて、
PPPやPFIという制度上の略称を耳にしておりますが、
これらの制度概要についてお知らせください。
企画調整部長
制度の概要につきまして、簡単ですが、ご説明させていただきます。
PPPとは、「パブリック・プライベート・パートナーシップ」
の略称でございます。
行政と民間企業、いわゆる官と民がパートナーを組んで
事業を行うという新しい官民協働の形態のことです。
例えば、水道やガス、交通など、従来地方自治体が公営で行ってきた事業に、
民間事業者が事業の計画段階から参加し、
設備は官が保有したままで、設備投資や運営を民間事業者に任せるといった、
民間委託などを含む手法を指しております。
PFIとは、ご説明いたしましたPPPの中の代表的な手法の一つで、
「プライベート・ファイナンス・イニシアチブ」の略称でございます。
公共施設等の建設、維持管理、運営等を
民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法のことで、
地方公共団体等が直接実施するよりも、
効率的かつ効果的に公共サービスを提供することができます。
以上、簡単ですが概要の説明を終わります。