自治体間での競争を勝ち抜くためには。
今後の自治体間競争を勝ち抜くために。(発言抜粋)
「住みたいまち、住みつづけたいまち」
この実現に向ける過程が評価されるのではないでしょうか。
たとえば、民間活力の利活用にしても様々な形が想像できると思います。
今ここで一つ一つを紹介しても随分時間がかかるのでやめておきますが、
今回の委員会は斎藤市政2期目最後の決算委員会であり、一つの節目です。
就任当時に財政非常事態を宣言され、
住みたいまち住みつづけたいまちを掲げられましたが、
現実的に100人が100人満足する施策の実現は
難しいのではないかと思いますし、
事実、補助金の削減や行政サービスの値上げを断行してこられました。
市民に負担をお願いしてきたからこそ
実現できた施策もあったんだろうと思いますが、
建物やインフラ整備などのハード面でのアピールでは、限界があります。
よほどのものでなければ魅力を持続させることは難しい。
逆に申せば、それだけでは存在感や独自性は発揮できないと思います、
それでは魅力を想像することが出来ずに
自治体間競争のなかで埋没してしまうのではないかと、
私は強い危惧を感じています。
ふるさと納税の金額をみてもわかるように、
このまちには大きくて深い郷土への愛情が根付いているのだと思います、
この市民の郷土愛に応えるべく、自治体間競争を勝ち抜けるように、
次年度以降の施策立案においては
財政難の中ではありますが
更なる創意工夫を加えていただきますように強く要望させていただきます。