市長による平成25年度施政方針


第5 保健・医療・福祉について
 平成20年度に開設いたしました「飯塚市立病院」につきましては、
 医師の確保を含む医療体制の充実に努めるとともに、
 今後とも地元医師会や他の医療機関とも十分に連携を図りながら、
 地域住民から信頼され、安心して医療が受けられる、
 地域の中核的病院として、その充実を図ってまいります。


また、施設の老朽化に伴う、施設の一部建替え事業につきましては、
 平成28年4月にグランドオープンを予定しており、
 一日も早く市民の皆様に
 快適な医療環境を提供できるよう努めてまいります。


国民健康保険事業につきましては、
 国保財政が年々厳しくなる中、
 平成25年度から国民健康保険税率の改定を行いますが、
 特定健診・特定保健指導での生活習慣病予防による
 医療費適正化対策や事務事業の効率化を推進し、
 なお一層の国保財政の健全化に努めてまいります。


子育て支援対策の一環として
 実施しております子ども医療費助成制度につきましては、
 小学校3年生までの入院、
 外来診療を対象としておりましたものを、
 入院診療に関し小学校6年生まで拡大し、
 保護者の医療費負担の一層の軽減を図ってまいります。


母子保健事業につきましては、
 本年4月から、県からの権限移譲により
 未熟児養育医療費の助成を行います。
妊婦健診につきましては、
 クラジミア抗原検査等を追加し、引き続き公費負担とし、
 安心して妊娠・出産できる体制の確保に努めてまいります。
 また、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン及び
 ポリオ不活化ワクチンの接種事業にも引き続き取り組みとともに、
 特定年齢を対象とした
 女性特有のがん検診につきましても継続して実施します。