予特・まちなかギャラリー設置事業


上野伸五
 まちなかギャラリー設置運営なんですが、
 井筒屋サロンの3階というふうになっております。
 井筒屋については、
 以前、子育て施設が計画が持ち上がりかけて頓挫をした経緯がありますが、
 どうして井筒屋になったのか、経緯を教えてください。


中心市街地活性化推進課長
 飯塚井筒屋サロンにつきましては
 本市中心商店街の振興を支える重要な商業施設でございまして、
 商店街のキー店舗というふうに認識しております。
 また中心市街地活性化基本計画の素案の作成の段階から
 井筒屋の方にも参加をしていただいたところでございます。
 今回につきましては、
 井筒屋さんとの連携事業としてこの3階を活用した中での
 まちなかギャラリーを設置いたしまして、
 中心市街地の活性化につなげていきたいという中で
 井筒屋さんに提案し、協議を続けているということでございます。


上野伸五
 協議はいま続けられている状態なんですね。
 まだ決定してないんだったら、空き店舗たくさんありますよね。
 予算見てみると井筒屋の本体を扱うような工事ではないので、
 創作物をつくっていただいて、
 それを空き店舗に定期的に回して展示をするというようなほうが
 まだ効果的だと思いますが、そういう考えはございますか。


商工振興課長
 この井筒屋の空き店舗につきましては、
 いま市街地活性化推進課長が説明した内容でございますが、
 その他の空き店舗につきましては
 別事業のスマイルコミュニケーション創出事業、
 この中で本年、長崎街道400年という記念の年ということもございまして、
 いろいろな写真展とか事業を行うようにしております。
 そういう事業を空き店舗の中で活用することによりまして、
 総合的な商業の活性化を図っていくようにいま準備をしているところでございます。


上野伸五
 せっかく700万円の創作物をつくっていただく、
 できるだけ多くの人に見ていただくというのが1つですね。
 人の流れもいろいろ変えていただかなければならないというふうに思うんですよ。
 そういった意味でも井筒屋の3階も1つの展示場として、
 他の空き店舗にも
 定期的に回して展示をするというふうなことは考えていただけませんか。


商工振興課長
 この事業につきましては、より多くの方が使えるようにはしたいと思いますが、
 いま想定してます物の大きさといいますか、そういうところもございますので、
 まず小さな店舗の空き店舗では対応できないところもございますが、
 より市民の方に活用できるような方法も考えていきたいと思います。


上野伸五
 だから今から検討するところがたくさんあるんで
 切り離した方がいいんじゃないかと初めに申し上げたんですが、
 この件での委員会での報告、どういうふうに行われましたでしょうか。


中心市街地活性化推進課長
 私ども中心市街地活性化の所管委員会でございます総務委員会には、
 12月15日の開催時に報告事項として資料を提出いたしまして、
 街なかギャラリーについては
 飯塚井筒屋サロンとの連携事業として
 中心市街地の歴史や商店街の変遷に理解を深めていただき、
 愛着を育むような空間づくりを行うものですという説明をいたしましたけども、
 それ以上の説明しておりませんでしたので、
 説明不足があったことにつきましては、お詫びしたいというふうに思っております。


上野伸五
 中活の計画が上がって来て、委員会でいろいろやらせてもらったときに、
 もともとのこの事業についての実施主体には飯塚市は関係なかったんですね。
 実施主体は飯塚市ではなかったんですよ。
 12月の段階で飯塚市
 井筒屋と今空間づくりを行うものですというふうに断定されましたが、
 今まだ協議中ですよね。
 だから、まだ協議中の段階のものを
 大きな事業としてこういうにはあげてこられるのは、
 いかがなものかなというふうに思います。
 また、別の項で
 中心市街地については、質疑通告をさせていただいておりますので、
 この項につきましては終わります。