予特・タウンマネージャー


上野伸五
 中心市街地へのタウンマネージャー設置、
 負担額は国、市、実施主体と分かれていて、
 合わせて500万円ほどがタウンマネジャーの予算になっているんですが、
 人数は何人の予定でしょうか。


商工振興課長
 タウンマネージャーにつきましては1名を考えております。


上野伸五
 どのような人をどのような選定方法で選出されるのでしょうか。


商工振興課長
 タウンマネージャーの役割につきましては、
 商業の活性化を中心に事業の企画立案、その他実施等に係る調整等を
 地域の方とともに行っていただくということで考えております。
 決定につきましては一般公募で実施をしたいというふうに考えております。


上野伸五
 今年、事務局長を公募し新しい方に来ていただいてる、
 観光協会に任せるということはできないんでしょうか。


商工振興課長
 いま委員ご指摘の観光協会でございますが、
 観光協会も、今年の4月からより専門性を出すために
 事務局長を公募により決定をしたところでございます。
 このタウンマネージャーにつきましては
 商業の活性化という面のプロといいますか、
 専門性を発揮していただく方を想定しているところでございます。


上野伸五
 年間500万円となると、
 専属で入っていただかなければならないんじゃないかなと思うんですね。
 そうなると、今働いてらっしゃる方って無理なんですよ、基本的に。
 新しく来ていただくとなると、
 いま仕事をされてない方か、仕事を辞められて、
 もしくは事業所から特別に休暇をいただいて、
 関わってもらうということになると思うんですが、この事業、何年間の予定ですか。


商工振興課長
 今のところ平成24年度予算でございますので、24年度を想定しておりますが、
 内容によりまして更新を一応3年間を想定しております。


上野伸五
 つまり3年経ったら終わりの事業ですよね、今の予定でいくと。
 そしたら、やる気のあっても若い人は手を上げてこないですよ。
 とりあえず3年間なんでしょうけど、
 その後も、その方の雇用確保をしてあげられるような形を考えて募集をするとか、
 人数は今1人という想定でしょうけど、
 働きながらできるというようなことを考えれば、2人、3人、
 複数おられても事業効果を発揮できるんじゃないかなと思いますが、
 複数人数にできる可能性というのはあるんですか。


商工振興課長
 現在タウンマネージャーにつきましては常駐をしてですね、
 その方を中心に商工振興を図っていただきたいと考えておりますので、
 国等ともそういうところで協議をさせていただいているところでございます。


上野伸五
 だから、常駐で来てもらうということは、
 仕事辞めてこなくちゃいけないんでしょう。そうでしょう。
 3年の後、その人の行き場はないんですよ。
 上手に仕事をしていただけるようなことを考えてあげないと、
 3年間で使い捨てということになるんですか。


商工振興課長
 この中心市街地活性化の基本的な考えで、
 民間活力の導入ということがございます。
 このタウンマネージャーにつきましても、
 この中心市街地協議会の中で
 中心的な役割を果たしていただくところでございますが、
 これとは別に、現在まちづくり会社等の民間の設立等も行われておりますので、
 その辺を総合的な事業の展開、
 いま委員がご指摘の次の段階の雇用等も想定したところで、
 総合的なコーディネートをしていただきたいというふうに考えております。


上野伸五
 これまだ認定を下りてなくって、
 人数も1人ということで確定しているわけなんですか。


商工振興課長
 人数等につきましては、先ほど言いました、
 これが国等の補助にのっとったところの事業でございますので、
 国等につきましては今1名ということで協議をさせていただいておりますが、
 採用方法につきましては先ほど申しましたように、
 予算議決後に4月以降に公募をさせていただくということで、
 まだどの方というような決定はしておりません。


上野伸五
 どのような方がなられるかよく見ておきますが、
 3年後もしっかりフォローをしていただけるような形を
 つくっていただかないといい人は来ないと、私は思います。