再考と英断を。
上野伸五
学校は夏休み冬休みがあるから良いじゃないか、というご答弁ですが、
高校でさえも
12ヶ月のうち7ヶ月はクーラーが稼働しているんですよ。
扇風機があれば良いのなら、市役所もそうすべきだと私は考えます。
飯塚市の財政を考えれば、
施策の選択、優先順位の決定が必須だという事は十分理解しているつもりです。
しかし、必要であれば新しい施策も手掛けなければならない。
ですから、これまで執行部の皆さんも、
事業の統廃合や職員削減などのコストカットを行う一方で、
将来のまちづくりに、これは必要だと考える投資や、
旧来にとらわれない新規部署の立ち上げも実行してこられた。
同じように、この問題についても、今一度考えていただきたいんです。
小中学校には、今までクーラーはなかった、
だから、そのままで良いじゃないかという考えは、もう危険です。
先程も申しましたように、
高校でさえ半年以上はクーラーが稼働しているんです。
飯塚市の子ども達に何かあってからでは遅い。
確かに子どもを甘やかし過ぎるな。たくましく育てよう。という意見もありますし、
私も基本的に賛成です。
ですが、それは決して大きな危険を伴うものであってはならない。
冒頭申しましたように、
自然は計りしれませんし、
日本でも気温変化に関する警鐘は、
いま大きく鳴らされていると、私は考えています。
ふるさとの未来を
シッカリと背負っていただかなければならない子ども達の健康のために、
学級クーラーの設置について、
飯塚市の英断に期待をするとともに、
その実現を心よりお願い申し上げまして、次の質問に移ります。