執行部の認識。
うえの伸五
健康被害については、
気温28度でも湿度が55%になれば、
熱中症リスクが警戒エリアになると日本生気象学会は警告しています。
では、気温36度の場合はどうか、
湿度20%でも警戒ゾーン、30%から厳重警戒、
50%に達すればもう危険という段階です。
ここまで我慢させると大人でも危険なんです。
このように健康へのリスクと同時に、
職員さんが日々の業務を行う上で、暑くて集中できなければ、
仕事の効率が下がり、結果として市民サービスの低下につながる、
だからコストをかけてでも市役所にクーラーは必要だと、私もそう思います。
では、子ども達には、
国の基準規則から かけ離れた環境で我慢をさせたままでいいのでしょうか。
学校教員ご出身の方が答弁されると、
手前味噌と言われかねないでしょうから、
ここは、教育部長にお聞きいたします、
大人は28度、子どもは36度という、飯塚市の現状、
率直に、改善の必要は無いと思われますか?
教育部長
現在、気温的には地球の温暖化という傾向は、
皆さん認めるところでございまして(温度は)基本的に上がっている。
ただ教育施設を考える場合、
人工的な設備で環境を整えるかというと、
現在の学校施設では
CO2の削減、省エネの問題もあり、通風の工夫、外壁の断熱化
そういった工夫をすることで温度を調整したいと考えていますし、
小中学校につきましては、7月8月というのは休養日でございます。
それと12月と1月にかけても冬休みという期間がございますので、
常時35度という期間ではございませんし、
ある程度、自然の環境に慣れた形で
子どもさん方には勉学に励んでいただきたいと、私どもは考えております。