トルコ民話。

ueno-shingo2010-02-18

いろんな場所で、
「梅」が、開花しております。
春雷も、もうすぐ聞こえてくるのでしょうか。


昨日のモトは、このように「キノコ・鈴なり」となります。


福岡県教育委員会・教育力向上対策室よりの抜粋続きです。
 トルコでは、
 みんなよく知っている、こんな民話があります。


あるところに、一人の男の子とその両親、祖父母が暮らしていました。
 食事の時、
 男の子と両親は、明るいきれいな部屋で
 銀の食器、銀のフォークとナイフで食事をしていました。


その間、おじいちゃんとおばあちゃんは、
 暗い納屋で、木の食器、木のフォークとナイフで粗末な食事をしていました。
男の子は、お母さんに
「どうして、おじいちゃん達は、あんな暗いところで食べているの?」と尋ねました。


お母さんは答えました
「あの人達は、年寄りだからあそこでいいんだよ」


ある時、男の子が一生懸命木を削って何かを作っていました。
 お母さんは、それを見て
 「坊や、何を作っているの?」と尋ねました。
男の子はこう言いました。
「父さんと母さんが、おじいちゃん、おばあちゃんになった時に使う食器だよ」


(人生、順繰り順繰りです。感謝の気持ちは自ら表現していきましょう)