トルコ民話。
いろんな場所で、
「梅」が、開花しております。
春雷も、もうすぐ聞こえてくるのでしょうか。
昨日のモトは、このように「キノコ・鈴なり」となります。
福岡県教育委員会・教育力向上対策室よりの抜粋続きです。
トルコでは、
みんなよく知っている、こんな民話があります。
あるところに、一人の男の子とその両親、祖父母が暮らしていました。
食事の時、
男の子と両親は、明るいきれいな部屋で
銀の食器、銀のフォークとナイフで食事をしていました。
その間、おじいちゃんとおばあちゃんは、
暗い納屋で、木の食器、木のフォークとナイフで粗末な食事をしていました。
男の子は、お母さんに
「どうして、おじいちゃん達は、あんな暗いところで食べているの?」と尋ねました。
お母さんは答えました
「あの人達は、年寄りだからあそこでいいんだよ」
ある時、男の子が一生懸命木を削って何かを作っていました。
お母さんは、それを見て
「坊や、何を作っているの?」と尋ねました。
男の子はこう言いました。
「父さんと母さんが、おじいちゃん、おばあちゃんになった時に使う食器だよ」
(人生、順繰り順繰りです。感謝の気持ちは自ら表現していきましょう)