親から子どもへの影響。
写真は「キノコのモト」です。
福岡県教育委員会・教育力向上対策室よりの抜粋続きです。
今回は、子ども達に
尊敬や感謝の心を育むための家庭でのポイントを紹介します。
これらを参考にして、
日頃の自分の関り方を振り返り、
日常生活の中でさらに実践してみませんか。
社会心理学者 中里至正(なかざとよしまさ)氏らの
国際比較調査(1997年「異質な日本の若者たち」より)によると、
米国、中国、トルコの、中・高生では
90%以上が父親を尊敬していると答え、
父のようになりたいという、中・高生も
米国69.2%、中国58.3%、トルコ75.4%と高い割合を占めています。
これに対して、
日本は、それぞれ45.1%、21.2%と驚くほど低い状況にあります。
ポイント1 親自身が人を尊敬し、人に感謝する人になりましょう
子どもは、親のすることを見て多くのことを学んでいます。
親自身は意識していなくとも、
毎日の生活の中で子どもに何気なく示している、
ものの考え方や行動が、
実は、子どもの育ちに大きな影響を与えているのです。
ですから、親が人を軽んじる態度をとったり、
人に親切にしてもらっても「これくらい当たり前」というような態度をとれば、
子どもも、そうならないとは限りません。
(明日は、ゾッと、するようなトルコ民話をご紹介します。肌寒くなりますよ)