親から子どもへの影響。

ueno-shingo2010-02-17

 写真は「キノコのモト」です。


福岡県教育委員会・教育力向上対策室よりの抜粋続きです。
 今回は、子ども達に
 尊敬や感謝の心を育むための家庭でのポイントを紹介します。
これらを参考にして、
 日頃の自分の関り方を振り返り、
 日常生活の中でさらに実践してみませんか。


社会心理学者 中里至正(なかざとよしまさ)氏らの
国際比較調査(1997年「異質な日本の若者たち」より)によると、


米国、中国、トルコの、中・高生では
 90%以上が父親を尊敬していると答え、
 父のようになりたいという、中・高生も
米国69.2%、中国58.3%、トルコ75.4%と高い割合を占めています。


これに対して、
日本は、それぞれ45.1%、21.2%と驚くほど低い状況にあります。


ポイント1 親自身が人を尊敬し、人に感謝する人になりましょう


子どもは、親のすることを見て多くのことを学んでいます。
 親自身は意識していなくとも、
 毎日の生活の中で子どもに何気なく示している、
 ものの考え方や行動が、
 実は、子どもの育ちに大きな影響を与えているのです。


ですから、親が人を軽んじる態度をとったり、
 人に親切にしてもらっても「これくらい当たり前」というような態度をとれば、
 子どもも、そうならないとは限りません。


(明日は、ゾッと、するようなトルコ民話をご紹介します。肌寒くなりますよ)