頴田地区 青少年健全育成 講演会。
写真は「とある田園風景」、穏やかになれます。
10日・19時
飯塚市頴田地区青少年健全育成会の主催で
講師に三浦清一郎先生をお迎えして、
「幼少年教育の危機 〜家庭・地域の教育力をどう作るか〜」という演題で
講演会が行われました、
以下は、レジュメより抜粋です。
1・幼少年教育の原点
(1)「発達」支援、「しつけ」、「教育の目的」
「保護者」と呼ばれる意味。
「半人前」と呼ばれる意味。
「保護」から「自立」へ。
「一人前」の定義。
(2)他者の中で生きる共同生活
迷惑をかけないこと、気持ちよく生きること
(3)「子宝の風土」と「4つの過剰」
教育の副作用。
(4)教育力とは「プログラム」を意味する
教育の本質は「他動詞」 〜「なる」から「する」へ。〜
(5)教育指導の3原則
「やった事の無い事は出来ない」
「教わった事の無い事は分からない」
「練習しなければ上手にはならない」
(6)教育要素の配列と順序性 〜 柱から家を建てる人はいません
*「生きる力」の構造と順序性(として)
ピラミッド型図形の下から
体力・耐性・学力・社会性・感受性(と紹介されています)
(7)「体力づくり」から始めよう 「知徳体」から「体徳知」へ
(8)我慢強さ(耐性)はすべての学習・指導の基本です
「辛いこと」を与えて、しっかり「褒めること」が重要です。
(9)指導は「指導者が中心」です 〜 礼節と作法が基本です
(10)子どもの「自由」は「指導の枠の中」で認めます
幼少年は「個性」や「創造性」より「基礎・基本」が先です。
「型より入りて」然る後に「型より出る」のです。
(11)「出来ないこと」が「出来るようになる」ことが喜びです
子どもの「機能快」に注目して下さい。
2・「豊津寺子屋」の実践 〜 子どもの元気、女性の元気、熟年の元気
「子縁」のサイクルと「幼老共生」
子育て支援事業 → 熟年の社会参画 → 子どもの元気 → 保護者の感謝
女性の元気 →熟年の元気 → 世代間交流 → 地域の元気 → 財政負担の軽減