少人数学級。

ueno-shingo2007-10-27

写真は
先日「和泉の澤」でいただいた風船群です。


今泉さん、早速のお返事コメントありがと。
少人数学級について少しだけ。


頴田地区は、
頴田町時代に「教育特区」に指定され、現在三年目です。
英語教育・キャリア教育・そして少人数学級で、特区教育を実施しています。
確かに、
児童・生徒の成績は、良くなっておりますが、
人件費を中心とした予算が「年間五千万円」を超えています。


これを、小学校22校・中学校12校の
飯塚市全体に広げようとすれば、その予算は単純計算で、年間8億5千万円程、
この予算は、ズット毎年、必要になってきます。


少人数に伴って増加する教室数も、現在の学校では対応不可能、
一番の問題は教職員の確保です。
これは、確か200人ほどの増員が必要だったかと思います。


以上のような高い壁を、全て乗り越え、突き進んでいければ、
本当に良いのだろうとは思いますが、
現在の飯塚市のように、
財政状態の良くない自治体では、とても難しいです。


また、「大きな金 = 子ども達はハッピー」と、いう事でもないと思います。
では、現実的にどうしたら・・・・。
あくまでも私の個人的な考えですが、
「ヤッパリ、先生と親・地域です。」


頴田地区の成績が目覚しく躍進したのは、
そうした方々の、日々の努力によるところ絶大です。
確かに、
そのキッカケは「教育特区の予算・注目度・期待度」等など、
であったのかもしれませんが、
結局、
教育は「人」に、かかっておるのではないでしょうか。


そのような点を考慮し、
頴田地区の実績や、教育にかける情熱を活かしつつ、
人づくりを推し進め、
無限の可能性を持つ、全ての子ども達のタメに、


他の自治体から羨望される「飯塚市の教育体制」を
学校・地域・行政の皆さんと、一緒に創ってまいります。
今後とも、
「うえの伸五」の「全力投球」チェックしていて下さいませ。