一般質問・即戦力人材の採用を。


 次に、地元採用や即戦力採用などについて、お伺いいたします。
 今申し上げた人材育成は、
 非常に重要ではあると思うんですが、時間がかかります。
 市民ニーズの多様化に伴って、対応する範囲も拡大している状況を考えますと、
 時間をかけて育成するだけではなく、
 直ちに対応できる即戦力をそろえることも必要ではないかと思っています。


 特に重要施策部門など、また、さきの議会でもご質問がありましたが、
 手話ができる職員さんの正規採用なども含めて、
 専門的な知識や経験を持った即戦力人材を採用し、
 職員の育成とあわせて、
 業務を停滞させることのないように遂行する必要があると考えますが、
 いかがでしょうか。


総務部長
 確かに、人材育成は長期的な視点で行っていくことになりますので、
 時間がかかる面はあろうかと思います。
 職員の採用におきまして、
 受験資格に、年齢を要件の1つとしておりますのは、
 長期的な視点で育成する必要があることも理由となっております。
 しかし、質問議員の言われるとおり、
 現場の対応は人が育つことを待ってくれるものではございませんし、
 そのことを理由に事務を停滞できるものでもありません。


 また、職員に求められる資質が多様化、高度化している現状、
 社会情勢もございます。
 即戦力となる職員を採用したいという思いは、
 私どもも十分理解をしているところでございますが、
 専門分野に特化した知識や経験となりますと、
 通常の採用方法とは考え方が異なる面もありますので、
 どのような採用方法がより効果的であるかを検討する必要があります。


 具体的にそのような職員が必要であろうという部署や
 現場の意見をよく多く聞いた上で検討をしたいというふうに思います。


上野伸五
 正規職員さんの採用というのは難しいところがあるのかもしれませんが、
 任期付き職員さんといった採用方法等もあるかと思いますので、
 十分に検討して、ぜひとも実施、拡充をしていただきたいと思います。