教室へのエアコン設置に関する質疑2。


上野伸五
 まさしく当然そうだと思います。
 文科省が推奨しているこの条件、教育委員会の立場としては
 実現に向けて最大限の努力をすべきであると思いますが、そうではないんですか。


学校教育課長
 学校保健安全法には学校の設置者は、学校環境衛生基準に照らして、
 その設置する学校の適切な環境の維持に努めなければならない
 というようなことでございます。


上野伸五
 マニュアルは無視していいというふうにお考えですね。確認します。


学校教育課長
 先ほど申しましたけども、マニュアルの中で温度の徹底の根拠ですとか、
 その科学的な知見について、少ない内容ではございますが、
 書かれておるものでございますので、実施にあたっては
 踏まえなければならない科学的知見であると認識しております。


上野伸五
 踏まえなければならない。過去3年間、飯塚市の小中学校においては、
 この踏まえなければいけない知見を超えているようです。
 財源の話がいつも出てくるんですが、財源の捻出も考え方次第だと思うんです。
 統合効果により得られた、削減された予算を持って、
 例えば、今回開校が遅れてしまう幸袋一貫校からでも
 エアコン整備を計画的に進めていくべきではないでしょうか、
 副市長、ご答弁、お願いします。


副市長
 このエアコンについては、毎回のごとく論議をしておりますが、
 (答弁少々省略)来年度中には大方の大きな大型・・・、
 基本的には今予定する事業については目鼻がたちますので、
 来年度(28年度)中には、
 その順番ぐらいは少なくとも決めていきたいと思っておりますので、
 そのようにご理解をお願いしたい。


上野伸五
 ありがとうございます。
 来年度中に順番決めていただけるということで、確認をしておきますが、
 幸袋一貫校は開校が一年遅れて関係者は大変な思いされていますから、
 ぜひ幸袋の一貫校からエアコン設置を考えていただきますように、
 よろしくお願いします。