楽しく美味しい学校給食を。


上野伸五
 学校給食のメニューについてお伺いをするんですけども。
 もう核家族が増えている現在で、家事を軽減するとともに、
 子供たちのお楽しみの1つでもある学校給食ですから、
 そのメニューについては、
 飯塚市の学校給食献立検討委員会と今後も連携を密にされて、
 楽しくおいしいメニューを考えていただきたいと思うんですが、
 このところいかがでしょうか。


学校給食課長
 今、委員が申された、給食内容の充実を図ることを目的として、
 飯塚市学校給食献立検討委員会を設置をしております。
 それは、小学校、中学校の教諭代表、
 並びにPTAの代表で構成をいたしておりまして、
 今年度は、それぞれ6名ずつの12名となっております。


 学校給食につきましては、
 学校における食育の推進を図ることを目的に、
 学校を教育活動の一環として位置づけられており、
 児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、
 かつ児童生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で、
 重要な役割を果たすものでございます。


 そのため、献立は文部科学省
 児童及び生徒の健康の増進及び食育の推進を図る為
 望ましい栄養量を算出をいたしました、
 学校給食実施基準に基づき作成をしているところでございます。
 栄養教諭及び学校栄養職員が、
 献立原案を作成をいたしまして、
 毎月1回開催をしております塚市学校給食献立委員会の意見を聞いて、
 決定をしているところです。


 献立の内容に関しましては、
 毎月、旬の食材を使った味噌汁、それから、各地の郷土料理、
 カルシウムデイ、世界の料理、飯塚の台所かみかみデー、といった
 テーマ献立を取り入れておりまして、
 様々な食を体験できるように取り組んでいるところでございます。
 更に、夏休み期間中に調理職員の技術の向上と給食献立の開拓を目的に、
 給食調理員が考えたメニューにより、調理コンクールを実施しております。
 そこで考案されたメニューも実際の献立に取り入れ、
 献立の拡充を図るなど、
 バラエティーに富んだ献立作成に努めているところでございます。