審議会で意見を聞くべきではないか。


上野伸五
 私、以前質問したときも申し上げたんですが、
 ただいまご答弁の中で、
 金額改定の必要がある場合に開催すべきであるとおっしゃいましたけども、
 それはあなた方執行部や私ども議会が判断するべきことではないと思っています。
 金額改定の必要性のあるなしは、審議会が判断することであります。
 そのために審議会設置のルールが設けられていると私は思っています。


 私ども議員の報酬についても言及をいただきましたが、
 市議会としては、飯塚市の現状を鑑み、
 合併後、条例上の議員定数が34名と設定をされていた中、
 6名の定数削減をみずから実施させていただいて
 現在の定数28名としております。
 この定数削減は財政にも
 少なからず貢献させていただいているのではないかと考えております。


 また来年選挙を経て、次期の4年間では
 さらなる定数削減も大きな課題の1つになると思われますが、
 一体何人まで削減を続ければいいのか。
 その判断は大変難しいところでもあります。
 そこで例えば議会全体の議会費等のあり方について、
 審議をしていただく必要性もあるのではないかと、私はそのように考えております。


 質問の趣旨に戻りますが、
 飯塚市4役には相当な金額の退職金が4年に一度支給されている現状について、
 市民感覚による意見を伺うべきではないかと思います。
 合併後、審議会は、一度も開催されていません。


 先ほど総務部長が答弁されましたが、
 この審議会の開催は市長にしかできません。
 この際、4役の特権であるなどと、市民の誤解を受けないためにも、
 審議会を開催するべきではないかと存じますが、
 市長のお考えをお聞かせください。