過去も含めて増工事分の点検を。


上野伸五
 この金額にしても今回の2件だけで960万円以上の持ち出しなんですよ。
 さっきの資源回収団体の340万円の倍以上なんですよ。
 だからそれをね、建築課で詳細に点検をしたので、いたし方ありません。
 それの一言じゃ済ませられないんじゃないですかね。


 年間トータルすると、
 この変更の増額というのはものすごい金額になってくると思いますよ。
 また、別の機会でお伺いすることになると思いますけど。
 このことについては、
 責任の所在をはっきりしていかないといかんと思うんですよ。
 ですから、これは建築課長もお見えなんで、
 過去あらえる分はどういう原因で本当にこうなったのか。
 本当に想定外の出来事だったのかということを
 一度点検をしていただいて報告いただけませんか。


建築課長
 申し訳ございません。
 本来、外壁工事については、設計時に全面調査をして、
 設計に反映しなければならないことは事実ですけれども、
 外壁調査をするに当たっては、
 足場を全面にかけて調査するということになります。
 

 実際の工事においても足場を全面にかけて、
 再度設計以外にないかとか調査をしまして工事に入るんですけれども、
 この際足場を二度かけることになりまして、
 我々としてもこの足場を何とか削減したいということで、
 設計事務所に目視とそれから届く範囲の打診等を行って
 設計をしてくださいというふうにお願いをしまして、
 

 当然、全面調査してないことになりますことによって、
 浮きがあったりとかクラックがあったりとかしてですね、
 当然、設計変更の可能性も生じてまいりますことは
 我々も承知しておりましたけれども、
 少しでも工事費を削減したいという思いから
 足場のだぶる部分、仮設部分を削減しようという気持ちからですね、
 考え方からこのようなやり方になったものでございます。


委員長
 点検は。


建築課長
 ほかの学校で変更しているところについても
 今のようなやり方なんですけれども、なかには目視とですね、
 あるいは届く範囲で調べた中で推計してやられた分については、
 設計した分について増減がでていない分もございいます。