受験者増加に向けた対策は。


上野伸五
 採用の方法などに工夫をされていることはわかりますが、
 現状として厳しい応募状況になっていることには変わりがありません。
 受験者の増加に向けた対策が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。


人事課長
 確かに受験者の増加についての対策が必要でございます。
 特に技術職の受験者確保の取り組みといたしましては、
 まず土木職の受験資格に関しまして、
 今回から大卒を大卒程度に改めることで下限の年齢を引き下げ、
 専門学校や高等専門学校の卒業者の受験を可能とするようにいたしております。
 また、県内の技術系の大学、短大、技術職員の出身校等を訪問いたしまして、
 採用試験の案内と周知について依頼を行ったところでございます。


 さらに、民間企業等職務経験者への周知といたしましては、
 筑豊地区をはじめ福岡市や北九州などを含めたハローワーク
 関係行政機関等へのポスター掲示を行っているところでございます。
 しかしながら、応募状況としたしまして、
 現状として思ったような効果が出ていないということもあり、
 さらなる工夫を行う必要があると考えております。


 他自治体におきましては、
 専門試験の日程を変更するなどの取り組みを
 実施しているというところもございます。
 このようなことも含めまして他市の取り組みも参考としながら、
 いかにして必要な人材を確保していくか、
 これからも検討してまいりたいと考えております。


上野伸五
 現在のような異常気象や予測不可能な災害が頻繁に発生している中、
 市民の安全、安心を担保するためにも、
 専門職員の確保は最重要課題だと思います。
 根本的な受験者数の増加策を早急に、
 そして具体的に実施していただきますように要望して、
 次の給与等などの現況や今後についてお伺いをさせていただきます。