高齢者、障がい者、生活困窮者などの総合相談窓口の設置。


最後に、高齢者福祉全般について、お伺いいたします。
 ご高齢の皆さんは、この地域の礎を築いていただいた人生の先輩方です。
 飯塚という故郷が、終の棲家として多くの皆さんに心から支持されるように、
 高齢者にとっても安心で快適な日常生活の実現に向けた施策実施や
 きめ細やかな配慮も手がけていただきたいと思います。
 そこで、高齢者の方々の生活相談窓口を充実させていただきたいのですが、
 現状はどのようになっていますでしょうか。


福祉部長
 高齢者の方の相談窓口でございますが、
 まず窓口としましては高齢者支援課、あわせまして地域包括支援センター
 そしてこの地域包括支援センターの地域の窓口として、
 在宅介護支援センターを設置しているところでございます。


上野伸五
 障がいを持っておられる方々についての相談窓口は、
 現状どのようになっておりますか。


福祉部長
 障がい者の方につきましては、障がい者生活支援センターと
 地域活動支援センターによる福祉サービスや就労等の相談支援、
 地域社会との交流促進の相談窓口を設置しているところでございます。


上野伸五
 実際に、困ったときに相談に行こうとした際に、
 どこに行けばいいのかわからないというような苦情もあります。
 相談窓口をわかりやすく周知することはできないものでしょうか。


福祉部長
 ご質問の相談窓口につきましては、
 本庁及び支所、どちらでも相談に応じることとしております。
 相談窓口がわかりずらいとのご指摘でありますので、
 市報や在介だよりなどの広報誌で
 お知らせをしてまいりたいというふうに思います。


上野伸五
 生活相談窓口という観点から見れば、
 最後のセーフティーネットである生活保護に該当しないけれども、
 経済的な生活困窮者もおられます。
 このような生活困窮者を地域で孤立させない、
 社会的排除につながらせない総合的な相談窓口も必要だと考えますが、
 いかがでしょうか。


福祉部長
 ご質問の生活困窮者への総合的な総合窓口などの支援策として、
 昨年の12月に生活困窮者自立支援法が成立いたしまして、
 来年、平成27年4月から施行されることとなっております。
 この生活困窮者自立支援法は、
 就労支援や自立に向けた相談対応、
 生活困窮者が抱えている課題やニーズの把握、
 そしてニーズに応じた支援が計画的に行えるように
 自立に向けた計画を策定するなどの自立支援事業を実施するものです。


 本市としましては、生活困窮者支援体制の構築のため、
 去る5月29日に9部17課による関係部課長会議を開催し、
 法の趣旨の理解、庁内で連携体制構築の必要性を説明したところでございます。
 今後は、社会・障がい者福祉課を所管課といたしまして、
 関係各課と情報共有、連携を図りながら、
 来年4月の事業実施に向けて、取り組んでまいります。


上野伸五
 高齢者や障がいをお持ちの方々、
 生活困窮者についても相談窓口が設置されるとのことですが、
 相談者の皆さんの利便性も考えて、それぞれの窓口が連携をとり合いながら、
 より良い福祉行政を培っていただきますようにお願いをいたします。


 以上で、私の通告しました質問は終了いたしましたが、
 今回、代表質問は広範囲にわたって多くの職員さんに時間をいただきました。
 本当にありがとうございました。
 今後、齊藤市政3期目のすべての施策が飯塚市民にとって、
 最善の施策となりますように私どもも市民の代表として、
 努力してまいりますことをお約束申し上げまして、
 私の代表質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。