エアコン整備に関しての費用は。


上野伸五
 計画がなければ、本当につけなければいけなくなったときに、
 一斉設置という形になると思いますが、
 エアコンを一斉設置した場合のデメリットはありますか。


教育総務課長
 仮にエアコン設置を一斉に発注した場合の
 デメリットということでございますが、
 工事発注が集中することにより、
 業者、特に市内業者による対応が難しいという場合が想定されると思います。
 また、財政面におきましても、
 事業費が集中すれば財源の確保も難しいという問題が生じると考えております。


上野伸五
 一斉設置する際のコスト試算と根拠について教えてください。


教育総務課長
 平成23年9月議会への請願が提出され、審議されたおり、
 空調を設置する費用が約15億円、
 電気代が毎年約1億円必要という答弁をしておりますが、
 この度再度、積算をいたしております。


 空調設備設置工事が、約22億6千万円、
 空調電気代が年間約8630万円となっております。
 前回の試算と異なる理由としましては、
 空調設備設置工事は、工事単価、消費税のアップが挙げられ、
 空調電気代は前回より、
 教室数、容量計算で、消費電力を見直して試算しております。
 

 なお、空調電気代は、
 1日8時間、月20日、6カ月で試算しておりますのが、
 試算するうえで、クーラーのみの3カ月を、
 1日の最高気温28度以上のみの日を設定し、
 昨年の飯塚市の状況で試算すれば、
 想定される電気料は7240万円となります。


 また、仮にエアコンが導入となれば、
 省エネの観点からも節電のためのコスト削減に取り組む必要もあり、
 運用マニュアルも策定する必要がございますので、
 ランイングコストはもう少し減少するのではないかと考えております。