PM2.5と発がんリスクとの関連は。


上野伸五
 市長部局、教育委員会ともにお伺いしたいんですけども、
 この大気汚染と発がんリスクとの関係をどのように理解しておられるのか、
 教えてください。


環境整備課長
 申しわけございません。
 そこら辺の因果関係というのを当市として、詳しく把握はいたしておりません。


教育総務課長
 教育委員会といたしましても、
 PM2.5につきましては、大きな問題というふうに認識しておりますが、
 発がん物質等との情報は、すいませんが把握しておりません。


上野伸五
 世界保健機関、WHOの専門組織である国際がん研究機関は、
 2013年10月17日、
 微小粒子状物質PM2.5など、大気汚染物質による発がんリスクを
 5段階の危険度のうち最高レベルに分類したと発表をしております。
 異常気象への対応に加えて、
 このように非常に健康リスクの高いPM2.5などの
 大気汚染から子どもたちを守るために、


 現在、飯塚市が対応可能で最善の対策は、
 教育現場にエアコンを設置することではないのかと、私は考えていますが、
 よりよい教育環境の構築について、
 十分な協議を継続しておられる皆さん方が、大気汚染に対して
 他にどのような対策を検討しておられるのか、ぜひご教示をいただきたい。


教育総務課長
 PM2.5及び大気汚染につきましても、
 先ほど申しましたように大きな問題の1つというふうには認識をしております。
 昨年、市内の企業から
 PM2.5にも対応するマスクを全児童に寄贈いただきまして、
 活用させていただいた経緯はございます。


 教育委員会といたしましては、
 PM2.5に関する情報に注視し、
 必要に応じて屋外での長時間の激しい運動を差し控えるなど、
 各学校へ注意喚起を行っていることにとどまっているのが現状でございます。