来年の市長選へ向けて。


さて、今年度掲げられている
 3つの重要な施策についてお伺いをしたわけですが、
 いずれも次年度以降も継続される事業でございます。
 これら施策3本柱の進捗や少子高齢化、定住人口の増加対策など、
 今後とも将来の飯塚市のためにさまざまな企画立案が必要でございます。
 


 また、これらの政策的施策については市長の判断に大きく委ねられるわけですが、
 きしくも来年の春には任期満了に伴う市長選挙が実施されます。
 そこで、次期市長選に向けて、
 現職である齊藤市長の思いをお聞かせいただきたいと思います。


市長
 本当に2期8年の歳月を市民の皆さん、
 また議会の協力で来れまして感謝いたしております。
 しかし、いま質問者が言われました、またご質問があったように、
 中心市街地の活性化、小中学校の再編成、
 それから浸水対策等を考えるときにはですね、
 本当にこのまちをこれからどういうふうなまちにしていくか、
 大きな課題をたくさん残しているように思います。


 先ほどのクーラーの設置でも業者のほうに話を聞きますと、
 約36億円ぐらいかかりまして、
 費用が年間に1億円ぐらいかかるという話も聞きましたし、
 また浸水対策でも先ほど質問がありましたように
 浦田地区の工事でもですね、
 規模が大きくならないとちょっとできないというふうな、
 費用がかかりますということですし、
 またその先の鯰田ポンプも今の能力じゃとてもだめだという話もありますし、
 本当にこれからの今からやっているのが
 ちょうどスタートしたのが今年ぐらいで、
 完成するのにもう少しやはり年月もかかると思います。


 いま本当にあと残り7カ月に私の任期はなりましたけれども、
 まだまだしなきゃならないこともたくさん残っておるような気もいたしますし、
 進退に関してはまた後日のこととさせていただきたいと思いますけれども、
 本当に大きな課題としていくつも残している自分の気持ちではありますので、
 これは処理しなきゃならないなという思いであります。


 先ほど言いましたように、
 本当に財政的に厳しい状態は続いているのはどの自治体も同じだと思いますし、
 わがまちもそのとおりでございまして、
 きょう午前中の質問の中での国保も110億円の医療費がかかっております。
 大体1人当たりにしますと35万円ほどの、
 飯塚市の人口の1人当たりが35万円を使っている状態でございまして、
 本当に財政的な体制もとらなくてはならないと、
 いろいろ思っておるところでございます。


 そういう中を皆さんのご理解をいただきまして、
 今後まちづくりに対してですね、
 またお力を、7カ月ありますけれども力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。


上野伸五
 進退の発表は後日表明するということでございますが、
 齊藤市長ご自身が手がけられてきた事業の総決算を
 ぜひ自らの手で行っていただいて、
 次の世代への責任を
 しっかり果たしていただきたいと私はこのように思っております。