大人と子どもの設定温度。


教育総務課長
 いま質問議員のご指摘のとおり、
 国の示す学校環境衛生基準では室内温度は
 30度以下であることが望ましいと示され、
 就労者につきましては労働安全衛生法上、
 28度の基準が示されているところでございます。


 ことしの猛暑につきましては異常気象という気象庁の見解も示され、
 教室の温度も上がった各学校においては、
 先ほど申しましたように扇風機の設置等、
 暑さ対策としてさまざまな工夫を取り入れ環境の向上に努めましたので、
 教室において暑さのための熱中症等の健康面での報告はあっておりません。


 学校からも、直接は私ども
 クーラーの設置についての要望等はいただいてはおりません。
 どちらかと申しますと、教材、備品等、
 先ほど申しました介護支援員等の配置等、
 きめ細やかな教育環境を推進していただきたいという
 ご意見もいただいておりますので、
 現在のところそういう形で
 重点的な推進を図っていきたいというふうに考えております。


上野伸五
 ごめんなさい。聞き方が悪かったんでしょうね。
 働く大人が28度の温度環境の設定なんですが、
 子どもたちの温度環境の設定は何度以下が望ましいと思われていますか。


教育総務課長
 先ほど申しましたように、
 学校環境衛生基準では30度以下が望ましいという
 ある一定の基準は示されておりますが、
 各学校、同じ学校におきましても地域の実情とか階層等によって
 柔軟に対応する必要があろうかと思っております。


 いま本市におきましては、
 体感温度を下げるような取り組みを実施しておりますので、
 基本的には先ほど申しました国の基準が望ましいというふうに考えております。