小中一貫教育の進捗状況


上野伸五
 小中一貫教育等の進捗状況についてお伺いをいたします。
 まず、各中学校区での取り組みについてですが、
 小中一貫教育、先日の新聞報道で
 頴田中学校の生徒による算数のスパイラル活動、
 穂波西中学校での小学生の体験事業など、
 小中連携した取り組みが紹介されて、
 飯塚市の小中一貫教育も推進されてきていると感じております。
 各学校での取り組みはどのようになっておりますでしょうか。


学校教育課長
 各学校に位置づけました小中一貫教育コーディネーターや、
 管理職を中心にした
 小中一貫教育を推進する実務者会議が開催されております。
 また、各中学校区に
 小中一貫教育の推進組織が立ち上がり、
 すべての中学校区で推進目標、推進計画が掲げられ
 具体的な取り組みが行われております。


 主なものといたしましては、
 小中学校職員による乗り入れ授業等が多くの中学校区で実施されており、
 音楽、理科、美術、体育、英語など
 双方の教師の特色、専門性を生かした事業が行われ、
 子どものアンケートでも授業が楽しい、学習内容がわかるようになった、
 中学校に行くのが楽しみになったなどと高い評価を得ております。


 また、小学校と中学校の合同行事や
 交流会等の実施は全中学校区で実施されております。
 具体的には音楽会、地域清掃活動、遠足、中学校体験入学、
 花植え活動等を実施しております。
 一方、校区の課題や特色を生かした学習プログラムの作成のため、
 定期的に小中合同研修会や協議会が実施されており、
 小中一貫教育の充実が図られておると考えております。