9月一質・協働の実現に向けての経緯


上野伸五
 協働のまちづくりを実現するために、
 これまでどのようなことが行われ、
 どのような変化があっているのか、時系列で教えてください。


市民活動推進課長
 市民と行政との協働のまちづくりを実現するために、
 市民活動推進課が取り組んでおります
 まちづくり協議会について説明させていただきます。


平成19年4月に
 地域コミュニティを所管する課としまして、当課が新設されました。
 同年、市民と行政との協働のあり方を検討するため
 市内12地区から選出いただいた委員による
 コミュニティづくり市民会議を開催しました。


この会議の中で十分な協議が重ねられ、
 地域コミュニティ活性化の重要性が確認されました。
 それに取り組む仕組みといたしまして、
 協働の手法導入やまちづくり協議会の設置が
 重要、かつ有効であるとの結論が出されました。


当課といたしましても、これを受けまして
 まちづくり協議会の必要性について
 地域における団体の関係者と意見交換を行って、
 地区公民館を地域コミュニティの基本的な単位とした
 まちづくり協議会の補足を目指すこととなりました。


現在、市内12地区のうち
 頴田、筑穂、菰田、飯塚東、飯塚片島、鯰田、二瀬の
 7地区に協議会が設立されており、
 庄内地区におきましては11月に協議会を設立する方向で進められております。
 穂波地区におきましても校区単位での運営協議会が設立されており、
 本年度中に地区全体としての協議会の設立を予定しております。
 残る立岩、幸袋、鎮西の3地区につきましては
 準備会がすべて設立されており、
 平成24年度中の協議会設立を目指しております。


まちづくり協議会が設立された地区におきましては、
 各団体間の連絡調整が円滑となり、地域課題の洗い出しなどを行うことにより、
 自分たちの地域を今後どのようにしていくのかという
 高い意識を持たれている方がふえてきつつあるように感じているところでございます。