代表質問・生活保護支給後の不正受給対策
上野伸五
保護受給後の対応はどのようにされるのでしょうか。
児童社会福祉部長
生活保護決定後の適正な執行については、
世帯の生活状況を把握することが最も重要であり、
そのため訪問活動が欠かせません。
ケースごとに格付を行って訪問計画書を作成し、
これに従い訪問を実施し、世帯・世帯員の生活状況の把握に努めております。
また、福祉事務所の具体的な取り組みとして、
毎年6月に課税調査を随時実施して未申告の収入の調査を行っております。
このことにより扶助費の返還はもとより、
保護の停止・廃止につながるケースもあります。
また、昨年度からパチンコ店、オートレース場などの実施調査を
福祉事務所全体の取り組みとして実施いたしております。
このことで保護の停止・廃止までには至っておりませんが、
抑止効果にはなっていると考えており、
今後も継続して実施したいと考えております。
上野伸五
不正受給については国においても大きな問題となっております。
飯塚市としても生活保護法の趣旨にのっとった
適正執行に向け、努力を続けていただきますようにお願いをいたします。
質問は終わりましたが、
最後に3月議会で毎年言わせていただいておりますが、
今年度限りで退職される職員の皆さん、本当に長い間お疲れ様でした。
退職後も飯塚市発展のためにご尽力賜りますように、
会派を代表してお願いを申し上げます。
以上で、私の代表質問を終わります。ありがとうございました。