代表質問・庁舎内喫煙の諸問題


総務部長
 質問者、いま喫煙時間の関係での労務効率と言われました。
 机の上でたばこを吸っても
 その時間は仕事をしない時間というふうになるわけでございますので、
 移動時間がこれに当たるのではないかと。


 私ども強く、トイレと同じように
 必要最小限の移動時間として
 たばこについては必要最小限の時間という指導を強くやっておりますので、
 できるだけ少ない時間でやっていくように指導いたしております。


 また、喫煙する中での
 業務効率の向上というのを考えられないわけではございませんので、
 そこまで強く指導しているわけではございませんで、
 ご理解のほどよろしくお願いいたします。


上野伸五
 たばこを吸っていない職員さんは、
 この時間執務されているわけですよ。
 市長、8300万円以上ですから。
 しっかり頭に置いていただきたいと思います。
 国の方針は、公共施設の全面禁煙です、原則。


 また、ビル管理法では、空気環境の管理基準値を超えた場合の
 改善措置命令に従わない場合には、
 罰金が科せられるように定められています。
 

加えて平成14年12月に
 厚生労働大臣に提出された意見具申の中では、
 WHO、世界保健機構の研究報告として
 日本で喫煙がなければ
 回避できた死亡者の数は9万5千人に上るとされ、
さらに喫煙がなければ不要であった
 医療費は1兆3千億円に上るとの試算もあり、
 労働力への影響などを含めると、その額がさらに大きくなるとされています。
 わが市の国民健康保険特別会計にも
 実は大きな悪影響を与えているのではないでしょうか。


 財政を圧迫している人件費損失額。
 喫煙時間損失による市民サービスの低下、
 喫煙者と非喫煙者の勤務時間の不公平感、
 また来庁される方には、妊婦や子ども達、
 病気でタバコを吸ってはいけない方もたくさんいらっしゃる。
 

受動喫煙などの健康面、
 近隣自治体の状況、
 そして飯塚市の労働安全衛生管理規則や
 何より市長の目指される健康なまちづくり、健康と幸せなまちづくり、
 スマートウェルネスシティ構想を考慮すれば
 飯塚市の公共施設では完全禁煙を実施すべきではないかと思います。


 もしも現状維持とおっしゃるのであれば、
 その具体的な理由を教えていただきたいと思います。お願いします。