代表質問・厳正対処とスペシャリスト職員
上野伸五
先ほど申し上げましたように、
皆さん方全員が精鋭であっていただかなければならない。
朱に染まれば赤くなるという言葉もありますが、逆もあると思うんです。
透き通った水に黒いインクを一滴落とすと水全体が濁ってしまいます。
一人だからといって、
少人数だからといって見逃すことは許されません。
市民への背信的な行為に該当する職員が明らかになった場合には
毅然と厳正に対応していただきたいと思います。
手厚い身分保証は全体の奉仕者として
公正に職務を遂行できる環境を確保するためなのですから、
公務員の責任を果たし続けていただきますように、
すべての職員さんにお願いを申し上げて、
次の質問に移りたいと思います。
次に、スペシャリスト職員についてです。
この質問は昨年も行い、
それ以前には同じ会派の鯉川議員も質疑・指摘を行っておられます。
行政改革においては
このスペシャリストの育成というのが、
大変重要ではなかろうかと思っておるんですが、
まず、このような職員、どのような職員を指すのでしょうか。
総務部長
スペシャリスト職員、スペシャリストとは、
さまざまな行政課題を
幅広い知識と経験に基づいて総合的な観点から解決をしていく職員、
いわゆる総合職としてのゼネラリストに対応するものでございまして、
法務、財務、福祉、土木技術などの
各専門分野に明るい専門職としてのスペシャリストというふうに考えております。