メガソーラー事業者・芝浦グループ。


昨日、南関セキアでのメガソーラー着工がニュースされておりました。
 ので、メガソーラーについての ご報告。
(実は昨年の話なのですが、微妙な時期でしたので遅まきながら)


嘉麻市での事業報道を見聞し、
 様々のツテやコネに導かれながら、
 芝浦特機(ホールディングス)の「新地哲己会長」に、お話しを聞いてまいりました。
嘉麻市をはじめ、
 最近では熊本に超メガソーラー建設を発表されるなど、
 業界の先駆者的な役割を果たしておられる芝浦特機は北九州市に本社を構え、
 福岡市内にもビルを購入されるなど精力的に業務拡大されておられます。


ご本人に直接アポを取らせていただき、いざ北九州本社へ。
 「会長、おはようございます」
 「うん? 一人でいらっしゃったの?」
通されたお部屋は、100人ほど入れそうなセミナールーム。


「大勢でいらっしゃると思って、講師も福岡から呼んだんヨ」
「すんません。私一人です」


 恐縮しましたが、若い私にも ザックバランで、親しみ深いお人柄。
 お聞きすれば、お近くのご出身でもあり、何ともご縁です。


楽しく2時間程度がアッという間に過ぎました。
 今年に入っても、何度となくお話しさせていただいております。
 会長、ありがとうございます。


さて、メガソーラーについてですが、あくまでも一般的なお話として。
メリットについては、
 ・自然エネルギーを利用した環境に優しい発電。
 ・自治体には償却資産税が入る。
 ・筑豊においては「石炭から太陽へ」などとイメージアップにつながる。
 (これは、一時代を築いてくれた石炭には大変失礼な話ですが)
などと、皆さんご承知の事と思います。


では、デメリットは、
 ・雇用確保には、あまり貢献しない。
 ・設置場所によっては生態系や水の流れが大きく変化する。
 ・現時点では、まだ売電価格が決定されていない。


 ・最低でも3000坪以上といわれる土地を低価格で購入しないと
  採算性がとれないので、15〜20年以上の長期間貸与となり、
  運営会社が経営悪化に陥った場合、
  広大な土地に設備が野ざらし状態で放置される恐れあり。


 ・将来的な政策転換や売電価格の下落。
 ・新エネルギーの開発。
 ・費用対効果を考えれば、河川などを利用した水力発電が有利(と言われとります)。
 ・大量に使用される太陽光パネルは採算性を考えれば海外製になるのでは…。
等などで、結構な項目がございます。


諸条件を考慮し、
 飯塚市や行政サイドの出来ることは
 「民間と民間」のマッチングを政策的に手助けする。という事ではなかろうか。
 という個人的結論に着地いたしました。


日当たりが良い大きな土地をお持ちの方、
 ご興味がありますれば「新地会長」をご紹介させていただきます。
 送配電施設が近くに来ている、整備状況などの諸条件はあるようです)