高校の現状。


うえの伸五
 学校の教室内では体温に近い温度、
 つまり36度くらいの日が続けば、エアコンの設置を考える必要がでてくる。
という事は、36度未満であれば、
 たとえ、何日間続いたとしても問題はないだろう、と考えてらっしゃる。
 その根拠は、なんでしょう?


学校教育課長
 体温近くになりますと、
 教室にいても熱中症といった場合が想定されるからでございます。


うえの伸五
 県立高校は保護者や同窓会の負担で
 学級単位にエアコンを設置しているそうですが、
 どのような理由からだと考えられますか。


学校教育課長
 理由としては、
 夏・冬の課外授業等がありますので、
 それを受けての学習環境の整備であると思います。


うえの伸五
 それでは、夏休み冬休み以外は、そのエアコンは稼働していないのですか?


学校教育課長
 飯塚市近隣の公立高校ではすべての学校で、
 7月から9月、12月から3月まで、7ヶ月間の利用となっております。


うえの伸五
 高校生と小中学生では、精神的にも体力的にも大きな差があると思いますが、
 扇風機の時と同じように、
 保護者が自己負担で教室にクーラーを設置したいと申し出があった場合、
 飯塚市では、どのような対応をいたしますか?


学校教育課長
 高校のような保護者や同窓会等の負担での設置となりますと、
 教育委員会各課及び学校、
 関係者と協議しなければならないと考えております。


うえの伸五
 個別に対応されるという事になれば
 学校間で教育環境に大きな違いが生じますから、
 これは行政主導でやっていただくべきだと思います。


では、行政施設での現況はどうでしょう、
 エアコンの消費電力は全体の約2割程度だと言われているようです。
 行財政改革をすすめている飯塚市ですが
 市役所の設定温度は何度ですか?