サンクスフォーラム講演。

ueno-shingo2008-12-11

本日・本会議、
午後一(予定)の一般質問、「全力投球」行ってまいります。


写真は「しいたけ株」です。
ここから、
多くの美味しい「しいたけ君」が、巣立ってくれました。


第2回サンクスフォーラム
基調講演・京都大学教授 伊藤公雄さん
 男性学の視点から「自分らしく生きる 〜風通しのいい関係を〜」
内容・感想のご紹介です。

 ・女性の社会参画は、他の経済発展国に比べて日本は30年遅れている。
 ・男性だけによる長時間労働が経済成長を支えてきたが、
  このことが、家庭の絆やバランス、地域の絆を崩壊させ、
  定年離婚などの熟年問題を引き起こす原因の一つとなっている。


・男女を機械的に同じ(例えば同じ部屋で着替えや寝せるなど)に、
 するのではなく、男女ともに「自分らしい」自立と相互支援の関係作り。
 (男性には人間らしい生活の回復を、女性には能力発揮の場を)
・家族再生が明るい未来の創造へとつながる。


このジェンダーフリー(男女差別の解決)には、
「男女を全て同じにする事」と、私も誤解をしていた点がありましたが、
 この運動が目指すのは、
「男女という固定的な決めつけによる偏見・差別」(ジェンダー・バイアス)
 の解消、言うならば、ジェンダー・バイアス・フリー運動だと思います。


これには、私も賛成です。
 男女ともに、
 能力にあった職種の提供や選択が容易になれば、
 その組織は間違いなく活気を呈し、
 ひいては、社会・日本全体に活力を生み出すと考えます。


オバマクリントンの戦いは、
まさに、ジェンダーフリーの典型ではなかったか、と講師は述べておられました。


以上が、内容や感想のご紹介ですが、
 講演を拝聴しながらのメモでしたので、多少異なる点があるかもしれません。
ご了承を。