選挙区制。

ueno-shingo2008-05-30

「kオカ」さん、ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/ueno-shingo/20080529#c1212072635
ゴーゴー・突っ走って、脱線しないように、見張っといて下さいませ。


写真は「割れた靴底」です。
新しいの買わなくちゃ。


次回の選挙区について、
ここ数日、
新聞紙面で報道されていますので、皆さんもご存知かと思います。


29日・西日本新聞朝刊では
「全市一区だと有権者数の少ない旧町の議員が不利になる」
「選挙区が全市に広がれば票が読みづらい」
        (ので、もう一回旧自治体ごとの選挙区で)
「新市の一体感が阻害される」
「合併した意味がない」
         (ので、新市全体でのオープン選挙区で)
「定数削減にはもともと議員の抵抗が強い。
   選挙区制とセットでなければ、可決は難しいだろう」


などの賛否両論意見の後に、
 選挙区制を、定数削減実現のための「アメ」と表現されています。
 普通に読めば「現職議員に対するアメ」と受け止められますが、
私は、
有権者に対するアメ」でもあるのではないだろうかと、理解しています。
と言うのも、


私の選挙区である旧頴田町で、お話をうかがうと、
 ・定数削減は仕方ないかもしれないが、できれば選挙区制は残してほしい。
 ・全市でのオープン選挙は「不安」だ。
という声が大変多い。


前回の選挙区制での、私の得票数は「914票」、
 一方、旧飯塚市選挙区での最高得票者は「3126票」ですから、
 全市でのオープン選挙実施は、
 地元の方にとっては、
議員がいなくなるかも、という現実を突きつけられるカタチです。


それ以外にも、
 ・ホンの2年前までは14名いた議員が、現在は2名で心細い。
 ・定数削減されても、オープン選挙区になると
  ある程度支持者が読める公党は、確実に議席を増やしてくるだろう。
  結果、頴田地区選出議員は、次回「0」になるかもしれない。
こうした声は、
 いま実際に地元・地域で、
 お世話活動をしていただいている方々に特に多いのです。


逆に、選挙区制反対の意見としては、
 ・オープンで選挙をやる大きな意義は、有権者の意識改革ではないでしょうか、
  人口13万5千人に迫ろうとしている新飯塚市は、
  もはや、ご近所議員で良い自治体ではなくなりました。
 ・今までのように、馴れ合いの選挙ではホンモノの議員は出ない。


 ・地元議員がいなくなり、本当に困ってみないと目が覚めないのでは。
 ・真の議会改革とは選挙改革ではないでしょうか、
  ガンガン声を張り上げるだけの選挙カー
  ウルサイほどの電話・知人友人へのお願い個人訪問など、
  旧態前とした選挙活動で選ばれた議員だから旧態前とした考えでしょ。


 ・ドブ板選挙ではなく、
  キチンと信条や考えで選ばれた議員・議会であれば
  敢えて「改革」などと言わずとも、スムーズで良い流れが出来ると思います。
 ・モット大きな視点から飯塚市を見て・魅力ある故郷にしてほしい。
などの理由で「全市での選挙が良い」という、ご意見です。


今後、こうした皆さんのご意見を十分参考にしながら、
「うえの伸五」としての態度を、明確にしてまいりたいと考えております。