07年12月議会一般質問③。

ueno-shingo2007-12-21

今日は終業式です。
写真は小1次女の制作物。これは「車輪」かな?



(うえの伸五)
次に、現況制度での気になる点や、要望事項についてお聞きいたします。
各項目とも、
今後の制度運営上、大変重要な事項ですので、
是非とも部長からの答弁を、お願いいたします。


まず、地元への貢献と財政面です。


指定管理者は、
その条例上、公募によらねばならないという事ですが、
地元経済の発展や地場企業の育成、
また行財政改革の視点から、


民間活力を導入する際には、
支出金額抑制だけではなく、
飯塚市への税収期待も追及すべきではないかと考えますが、この点いかがですか?


答弁者:企画調整部長
只今、質問者から
「本市が、現在実施しております、指定管理者制度の現況」の中で、
気になる点、
要望事項を申されたわけですが、総括的に私の考え方を申し上げます。


指定管理者制度の導入の経緯につきましては、
質問者もご存知の通り


質素で、効率的な、地方公共団体を実現するためには、
民間能力の活用を図り、
「民間で出来ることは民間に」という、
国の構造改革のもと、
平成15年9月の地方自治法の改正により、本制度が導入されたものでございます。


本制度の主旨としては、
公の施設の管理運営に、民間事業者等の能力を活用し、
多様化する住民ニーズに、
より効果的かつ効率的に対応し、住民サービスの向上を図り、
併せて、経費の削減を図ることを目的としております。


このような事から、
現行の、本市の指定管理者の応募条件としましては、
特殊な例を除きまして、
民間事業者、各種法人、団体等から幅広く
市内外を問わず、公募を行っている状況でございます。


しかしながら、
全国から公募することにより、
技術力や資金力、また宣伝力等に優れた大都市の事業者が
どうしても優位になりがちであるという事は否定できません。


地元経済の発展、地場企業の育成、地元人材の活用、地域との連携という事を
考えてみますと、
選定評価項目の中には「地域との連携と貢献」という選定基準はありますが、
これだけでは不十分であるという事は、認識いたしております。


今後、
様々な公共施設において、指定管理者制度の導入が進められる中、
施設の設置目的や性質、
また内容等も十分に考慮したうえで、


 地元企業の育成、
 地元人材の活用、
 地域との連携など、地域経済の発展という観点から


指定管理者の応募条件につきましては、
今後の検討課題とさせていただきたい、と考えております。