「終りよければ すべてよし」鑑賞。

ueno-shingo2007-11-22

写真は敦賀の「氣比神社」です。
その大鳥居は、国の「重要文化財」に指定されています。


「うえの伸五」の動き。(16日分)
10時、 コスモスコモン中ホールへ。
先日、このブログでもご紹介した、
長編ドキュメンタリー映画「終りよければ すべてよし」を、
時おり、涙ぐみ・鼻ススリながら、観てきました。


終末医療・在宅医療については、
今後、地域や私自身にとっても、逃れられない問題に必ずなる。
各地における、先進対応策が紹介されていましたが、
あらためて、「人の死と尊厳」について、考えさせられました。


以下パンフより「撮影対象の紹介」抜粋。
 ・ライフケアシステム
 1980年に発足した在宅医療を会員制で支えているシステム。
 現在、会員は東京都を中心に約350世帯。
 会費(月7000円)と健康保険で運営され、医師は常勤3人、非常勤2人。
 定期的に回診し、24時間対応の体制をとっている。
 日本でもっとも早く発足した在宅医療のシステムである。
 

 ・総合ケアセンター サンビレッジ
 岐阜県池田町にある特別養護老人ホーム
 映画「安心して老いるために」でも主要な取材施設だった。
 入居者は130人、ショートステイ6人、デイサービス1日25人。
 この特養では、優れた介護をベースに、
 数年前から常勤の医師の参加によってターミナルケアを行っている。
 

 ・医療法人 アスムス
 栃木県小山市栃木市
 茨城県結城市にまたがる地域で在宅医療を行っている。
 医師は常勤5人、非常勤4人。24時間対応の体制をとっている。
 国の制度となった在宅療養支援診療所である。
 また、老人保健施設をはじめ、
 在宅医療を支える看護や介護などの事業も立ち上げている。
 

 ・オーストラリア
 バララット市にある医療と福祉が提携した
 「バララット ヘルスサービス」の組織を説明。
 その組織の緩和ケア病棟「ガンダーラ」のはたらきを紹介。
 さらに、総合病院とクリニックとの関連、
 また、在宅医療を重視して24時間の対応をするクリニックのはたらきを取材している。
 

 ・スウェーデン
 国として人生終末の医療にどのように対応しているのかを、
 社会大臣にインタビュー。
 かつての長期療養病棟が医療や介護が必要な人の住居となり、
 医療が対応している様子を紹介。
 また、在宅医療の新しい体制である高度な在宅医療チーム
 「ASIH(アシー)」の活動を紹介。