第5回日本拳法全国少年大会・団体戦。です。

ueno-shingo2007-08-26

兵庫県立武道館(姫路市)で開催された
「第5回日本拳法全国少年大会・団体戦」に行ってきました。
写真は「開会式」の様子です。
初めて訪れる施設でしたが、立派でした。


少年の団体戦は、
学年ごとに勝敗を競うチーム戦で、いわゆる勝ち抜き勝負ではありません。
「小学生」「中学生男子」「中学生女子」に別れて、
先ずは予選リーグ、
これを勝ち抜いた8チームによって、トーナメントへと移行します。


ウチの小3長男が
福岡県連盟Aチームで出場させていただき、
結果は準優勝の銀メダル。
しかも、
一年生不在で「負け1」から始まるハンデを背負っての成績、これは立派です。


本来ならば諸手を挙げて祝福してあげるべき、
でしたが、
今日は本人の「ヤル気」がゼンゼン伝わってこなかった。
試合中の「顔」に必死さを感じないんです。 情けない・・・。


生身の人間は完璧ではないし、
得手不得手・才能・能力・努力・コンディション etc、etc、etc、があり、
しかも勝負は時の運、特に一発勝負のトーナメント戦は、そう言えます。
だから、
予想を覆す、大ドンデン返しも多いし、選手も監督も必死になる、
高校野球が多くのファンを持ち続ける理由の一つでもあると思います。


息子は昨年、個人戦で全国優勝しましたが、
その時の試合中の顔は、
親の私でもドキッとさせられる程、厳しく美しいモノでした。
今日の試合後、
「勝ち続けたとしても、一生懸命できんかったら辞めなさい」と、本人に伝え、
県連としてチームを組んでくれていた、他道場の監督や親御さんには陳謝しました。
(他の選手に悪い雰囲気を伝染させたかもしれません)


全国大会2位、素晴らしい成績ですが、
心から素直には喜べず、ジュクジュクしたような複雑な気持ちです。
 このタコ助坊主が(怒)。


「それぞれに、経過や結果が違うのは当たり前ですが、一生懸命は誰にでもできる」
彼を反面教師として、
いまの自分は「全力投球」なのか、事あるごとに気にかけたいと思います。