地元企業の振興のために。
上野伸五
ことしの5月に飯塚病院と九州工業大学、飯塚研究開発機構、
そして飯塚市とで医工学連携力推進に関する協定を結んでおられますが、
この取り組みが地域企業にどのように波及し、
企業の振興にどのようにつながると考えておられるのでしょうか。
経済部長
現在、飯塚病院と九州工業大学、飯塚研究開発機構、
そして飯塚市の4者で医工学連携力推進に関する協定を締結しておりますが、
この目的でございますが、
医療現場における課題・ニーズや大学のシーズを事業化するためには、
試作品の開発や部品の供給など、企業の参入が欠かせないことから、
飯塚研究開発機構の持つ企業情報や産業支援機関とのネットワークで、
地元企業の医療関連産業への参入が加速されると考え、
取り組んでいるところでございます。
この取り組みを報道機関等で取り上げていただいたことにより、
先日もいくつかの企業から医療機器開発に関するご相談があっております。
今後とも広く情報発信を行うとともに、
医療現場のニーズと技術シーズのマッチングや
共同研究プロジェクトを丁寧に支援しながら、
地域企業の医療関連産業への参入を
支援してまいりたいと考えているところでございます。
上野伸五
非常に将来性があって、良い取り組みだと思います。
先に質問いたしました商工会や商工会議所、地元中小企業の方々へ、
大きなビジネスチャンスとして具体的な成功事例などを含め、
十分な情報提供をしていただきますように要望しておきます。