女性管理職登用の推進について。


上野伸五
 女性の管理監督職の登用については、
 どのように取り組み、推進をしていくおつもりなのか、お聞かせください。


総務部長
 管理監督職への登用につきまして、当然のことではございますが、
 男女を問わず、その職に必要とされる能力、知識を持ち、
 経験等により培われた対応能力など、
 能力・適性をもった職員を登用するものでございます。


 したがいまして、一般職の人事異動においても活用いたします、
 人事評価結果や自己申告書、また所属の抱える課題解決や組織の活性化など、
 必要とされている職員の資質・能力など、適正に把握いたしまして、
 登用して行こうとするものでございます。


 飯塚市人材育成基本計画におきましても、人材育成の方策の一つとして、
 「男女共同参画の推進のため、職員個々の能力・適性等を踏まえた上で、
 研修やジョブ・ローテーションを積極的に行うことにより、
 能力の向上に努め、積極的な管理監督職への登用を推進する。」としており、
 初任者のうちから男女共同参画の意識高揚を図り、
 職員として必要な能力の向上を図るよう、各種研修に派遣するとともに、
 通信教育を活用するなど自己研鑽に取り組み、
 市職員としての視野を広げ、将来の管理監督職の育成を図っております。


 そうしたなかで、各種研修への派遣につきましても、
 積極的に女性職員を選考いたしております。
 昨年度でございますが、法務やコーチングなどのスキルアップ研修に、
 全受講生24名のうち7名の女性職員を派遣するとともに、
 福岡県に2名の女性職員を2年間と1年間の長期にわたり派遣いたしております。
 今後とも女性職員の積極的な研修派遣を継続し、
 能力や知識の向上に努め、全体の職員配置の状況等も勘案しながら、
 女性管理監督職の登用を推進してまいりたいと考えております。